コースガイド

熊本の最南端、最西端の路を歩こう。【後編】

ジャヤナギの小径。

遠見岳の麓にある池田湖は、外洋から流されてきた砂がダムになってできた周囲800mの池。池田湖の北側にはジャヤナギ(蛇柳)の林が自生しています。蛇が寄り付かないことが名前の由来といわれている大陸渡来の種で、雌のみで雄がないのが特徴です。

遠見岳の桜並木。

遠見岳の遊歩道沿いにはたくさんの桜が植えられ、3月中旬から咲き始めます。4月初旬の満開の時期は風に舞う美しい桜吹雪の中を歩くことができます。

無煙炭の町。

昭和30年台頃まで、魚貫町には熱量が高く煙の量が少ない「無煙炭」という優良な石炭が採掘できる炭鉱がありました。この優秀な石炭は日本海軍とロシアのバルチック艦隊との対戦の勝利に大きく貢献したといわれています。無煙炭の炭鉱跡はいまでも残っており、見学可能です。

美しきアートポリスの橋。

魚の銀鱗を思わせるような風よけ板を持つ美しい橋が牛深港に架けられています。イタリアの建築家レンゾ・ピアノ氏の設計によるアートポリスのこの橋は、車道だけでなく、歩道も完備されているので散策にもおすすめです。また、夜はライトアップされます。

 

熊本の最南端、最西端の路を歩こう。【前編】を見る。

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