宝眠る島【後編】
干しダコとみかんの里
並んで揺れる干しダコは赤崎の夏の風物詩。山へ入ると12月頃にはオレンジ色の水玉模様が緑に映えます。町なかではギュッと集まった民家の通り道“せどや”。赤崎神社や“赤崎手造りの庭”から望む景色、川沿いのゆったりとした雰囲気など、色々な魅力を体感してみて下さい。
歴史と緑と温泉と
道の駅リップルランドを拠点にキリシタン墓碑のある正覚寺(南蛮寺跡)をまわり、木漏れ日が心地よい山の道を歩きます。この場所にしかない歴史に触れ、自然を感じ、最後はリップルランド内の“さざ波”の湯でぜひ疲れを癒してください。
上津浦氏とキリシタンのロマン
かつてキリシタン布教の中心となった南蛮寺。墓石だけでなく、メダイや燭台を所有する家もあるほどキリシタン文化が色濃く残っています。上津浦城跡地の丘からは広大な田園とまち並みが一望できます。ここにしかない貴重な史跡と風景を歩いて楽しんで下さい。
あなたの心の故郷です
夕日に染まる黄金色の稲穂と畑仕事に精を出す人たち。故郷でなくてもどこか懐かしくほっこりとした気持ちになれる、そんな場所です。祭りで賑わう諏訪宮や神輿の通る川沿いの道は住民によって手入れされ、秋には彼岸花がまるで歩く人を歓迎するように華やかに咲きます。下津浦は歩くあなたを歓迎します。