小さな日本、芦北。【前編】
海沿いを歩く絶景の道。
肥薩オレンジ鉄道上田浦駅から御立岬へ。天草東海岸と八代海の絶景を眺めながら、未だに色濃く残る昭和の薫りを堪能。上田浦〜御立岬コースは、前半に平坦な海沿いの小径を歩き、後半は岬の高台から雄大に広がる海と島の絶景を楽しむことができるコースです。
戦前が残る宝箱。
田浦コースのスタート・ゴール地点は「赤松館（せきしょうかん）」という古いお屋敷です。国の有形文化財で明治時代に建てられたこの赤松館には、明治・大正・昭和時代の生活に密着した貴重な資料が展示されています。カフェも併設され名物のカレーを味わうことができます。
激しい川音を聞きながら。
球磨川コースは日本三大急流の両岸を歩くコースです。ラフティングやくま川下りの船やJR肥薩線を走る蒸気機関車や豪華列車に出会うこともあります。途中球泉洞という鍾乳洞に寄り道をして、大自然の迫力や神秘を楽しむこともできます。
気持ちいい石の里。
古石コースは芦北の山間の集落を歩くコースです。このコースの一番の特徴は、谷に広がる棚田。田植えや稲刈りのシーズンには息を呑むような美しい光景を眼にすることができます。キノコや山菜など山の幸が豊かで、交流施設やカフェで美味しい料理を楽しむこともできます。
